「投資初心者だが、個別株を買ってみたい」…よくある銘柄選定の失敗例と、その対策
筆者は、投資初心者には銘柄分散と時間分散が容易な投信の積立投資を勧めていますが、初心者でも個別株に投資したい人はいるでしょうし、投資に慣れてきたので個別株に進出したいという人もいるでしょう。 筆者自身も個別株に投資しているので、本稿でも個別株への投資に否定的なことを記すつもりはありませんが、留意すべきことは記しておきたいですね。 まずは「なんのために個別株に投資するのか」ということです。最も重要なのは、大儲けを狙うのか、悲惨な老後を避けるために堅実な投資を心がけるのか、ということです。 大儲けを狙うのであれば、大きく値上がりしそうな成長株から少数を選び、集中的に投資するべきでしょうが、くれぐれも老後資金を注ぎ込むのではなく、小遣いの範囲で楽しみましょう。カジノで賭けるときのようなワクワクを感じたい、という場合も同様ですね。 悲惨な老後を避けるということなら、投資目的のひとつは「預金はインフレに弱いリスク資産なので、インフレに強い資産である株をもつ」ことであり、株式投資への姿勢も「できるだけ大損する可能性が少ないように心がける」というものになるでしょう。これについては後述します。
様子がわかるだけに投資しやすい「自社株」だが…
さて、自社株ですが、「自社株を購入して勤務先に忠誠心を見せたい!」というのであれば、それは立派な心がけですが、しかしながら本稿は、そうした方々は読者対象外と考えています。 また、忠誠心とは無関係に「金儲けのために自社株を買う」というのであれば、筆者はお勧めしていません。従業員持株会があって、よほど多額の補助金でも出ているなら別ですが。 よく知っている先であり、親しみの気持ちもあることから、自社株に投資したくなるのはわかりますが、下手をするとインサイダーとなってしまうリスクもありますし、そうでなくても勤務先が傾いたときの影響が大きすぎます。 もし勤務先が経営不振に陥ったら、給料やボーナスがカットされるだけでなく、持ち株も値下がりすることで、ダブルパンチとなってしまいます。万が一にも勤務先が倒産した場合には、仕事も失い退職金も出ず、持ち株は紙屑になってしまうわけです。それではあまりに悲惨でしょう。
投資をするなら読んでおきたい古典的名著3冊【初心者向けおすすめ本】
今の時代はTwitterやブログ、YouTubeなどでも投資に関する多くの情報を集めることができますし、本屋に行けば投資や資産運用関連の入門書が数多く並んでいるのを目にします。
それらは手軽でわかりやすい反面、(特にインターネット上の情報は)信憑性が定かではなかったり、内容があまり充実していなかったりするものもあります。
そんな玉石混淆の情報から、初心者が有益な情報を見分けるのはとても難しいでしょう。
そこで私がおすすめするのは、投資の「名著」といわれるような本を読むことです。
それらは世界中の投資家たちに長く読み継がれ、その内容に価値があると考えられてきたからこそ名著たり得ます。
そのため この記事では、投資初心者の方でも比較的読みやすく、かつ役に立つ古典的な名著を紹介します。
私自身、学生時代から投資に興味をもち株式投資やFX投資をしていますが、名著といわれる本を何度も読み返すことが、自分の投資成績を伸ばすのに役立ったと感じています。
1.『ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理』バートン・マルキール
本書の主張は「個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、プロのファンド・マネジャーが運用する投資信託に投資するよりも、ただインデックス・ファンドを買ってじっと持っているほうが、遥かによい結果を生む」という一文に尽きます。
これは、「株価が短期的にどの方向に変化するかを予測することは不可能である」というランダム・ウォーク理論に基づく主張です。
個人投資家はおろか、プロのファンド・マネジャーさえインデックス・ファンドを上回る運用結果を残せないというのは、利益を求めて市場で売買を繰り返している多くの人にとって、耳を塞ぎたくなる話かもしれません。
しかし、インデックス・ファンドが最も優れた投資法であるという事実は、私たち個人投資家にとってはむしろ嬉しい話だとも言えます。
なぜなら、インデックス・ファンドにひたすら積立投資をするだけで、プロの大半を上回る運用結果が期待できるからです。
インデックス投資のデメリットを強いて挙げるとすれば、非常に退屈な投資だということです。
著者自身が本書を「ゆっくりと、しかし確実に金持ちになる本」と表現するように、インデックス投資では市場平均と比較して異常に負ける可能性を排除する一方、異常に勝てる可能性も排除してしまいます。
すなわち、一晩にして大金を稼ぎ出すようなことはできないということです。
著者自身もインデックス投資が退屈であることは認めています。
妥協案として、少なくともポートフォリオの一定割合はインデックス・ファンドで運用する上で、いくつかのルールに従って自分の手で優良銘柄を探すのであれば、リスクを抑えることができると述べています。
この点については15章で詳しく触れられているため、インデックス投資の利点を理解した上で個別株にも興味がある方はぜひ読んでみてください。
おすすめの株式投資本39選!おすすめランキングとネット証券もあわせて紹介
(画像=引用:楽天証券公式サイト)
楽天証券は、さまざまな金融商品を取り扱う証券会社です。インターネットを中心に、幅広いサービスを展開する楽天グループ株式会社が運営しています。国内外の株式をはじめ、投資信託やFX、金・プラチナなど資産形成に効果的な商品の取り扱いも豊富です。
楽天証券の場合、楽天グループが運営する他のサービスと連携することで、よりお得に利用できます。例えば、楽天銀行で口座を開設して楽天証券と連携させると、振込手数料が無料になります。初めて信用取引する場合には「信用デビュー応援プログラム」が用意されており、条件を満たすことで楽天ポイントが200ポイントプレゼントされます。付与されたポイントは、楽天市場など他のサービスで利用可能です。特に楽天ユーザーに向いている証券会社といえるでしょう。
- 外国株の取り扱いが豊富
- 外国株の取引をするときの手続きが簡単
- 他の楽天サービスをお得に利用可能
- ポイント投資ができる
- 米国株のリアルタイム確認に条件あり
- 中国株の取引手数料が高め
- ポイント投資に期間限定ポイント利用不可
楽天証券のメリット
金融商品の取り扱いが豊富なことが利用するメリットの一つです。国内株式やFXをはじめ、「iDeCo」や「NISA」などにも対応しています。また、楽天ポイントを使って、ポイント投資ができることも魅力。いきなり現金での投資にとまどいを感じる方などには、利用しやすいサービスだといえるでしょう。
外国株も豊富に取り扱っており、シンガポールやタイ、マレーシアなどの外国株へ投資可能。外国株の取引をする際の手続きも簡単にできます。外国株の取引をする場合、外国株式用の口座を別途に開設することが一般的ですが、楽天証券では総合口座を開設するだけで外国株の取引もできます。中国株をはじめとするアセアン株に投資したい方には、向いている証券会社でしょう。
楽天証券のデメリット
米国株の株価をリアルタイムで確認したいときは、月額料金がかかるので注意してください。基本的に米国株式の株価は、実際の時間より15分遅れて表示されています。楽天証券でリアルタイムに株価を確認する場合、月額330円(税込み)の利用料金を支払わなければなりません。ただし、月に1回以上の約定をしていれば無料です。楽天証券をメインに頻繁に取引するのであれば、大きなデメリットにはならないでしょう。
中国株の取り扱いはありますが、SBI証券などで取引した方が手数料を抑えることができます。楽天証券の場合、中国株の取引手数料は約定金の0.55%(税込み)ですが、SBI証券であればおよそ半分の0.286%しかかかりません。中国株を頻繁に取引する場合などには、利益に大きな影響を与えることもあるでしょう。
楽天証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2022年1月13日~2022年3月31日午前10時まで |
キャンペーン内容 | キャンペーン期間中にエントリーし、はじめての米株積立または、ポイント投資(米国株式_円貨決済)設定と約定をされたお客様全員で200万ポイントを山分け! |
※2022年1月21日時点
SBI証券
画像=引用:SBI証券公式サイト
SBIホールディングス株式会社が運営する証券会社です。同社は証券や保険、住宅ローンをはじめとする金融商品全般を扱っており、ネット金融業界では大手企業として知られています。SBI証券はその子会社に当たる企業です。国内株式の個人取引シェア1位など(公式サイトより)、業界でもトップクラスの確かな実績を誇ります。
投資信託ではTポイントを使った取引も可能で、普段の買い物でためたポイントを資産運用にも活用できます。逆にSBI証券との取引でTポイントをためることもでき、サービスや取引内容に応じてTポイントが付与されます。新規口座開設の方であれば、申込時のポイント選択で「Tポイント」を選ぶことで100ポイントがもらえるなど、Tポイントでお得に利用したい方には、おすすめサービスです。
- ネット証券界でトップクラスのIPO銘柄数
- 手数料が安い
- NISAにも対応
- デモ口座がない
- 国内株と米国株のアプリが別々
- Tポイント利用は投資信託のみ
SBI証券のメリット
SBI証券は、ネット証券の中でも多くの新規株式公開(IPO)銘柄を取り扱っています。IPO銘柄は、今後の成長が見込まれるため、上場後の値上がりに期待できる銘柄です。SBI証券では80社のIPO銘柄の取り扱いがあり、2021年3月通期では全体の93%を取り扱うなど確かな実績を誇ります。取り扱いが多く、購入できるチャンスが増えることがメリットです。
手数料も2つのプランから選択でき、自分の取引スタイルに合わせてお得に利用できます。特に定額プランは、約定代金によって手数料が変わらないのがうれしいポイントです。NISAにも対応しており、投資初心者でも利用しやすいでしょう。外国株式の取り扱いも豊富なので、興味がある方にもおすすめです。
SBI証券のデメリット
ネット取引の場合「デモ口座」を提供する証券会社もありますが、SBI証券ではデモ口座の提供はされていません。デモ口座とは仮想口座のことで、実際の取引と同じように体験ができるものです。特に経験のない初心者であれば、無料で経験を積むために役立ちます。本番の投資に向けて練習ができないことは、デメリットといえるでしょう。
国内株と米国株で、使用するアプリが別になっていることもデメリットです。どちらかのみを取引する方には問題ありませんが、2つを同時に取引する場合は少々煩わしさを感じることもあるでしょう。
SBI証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2021年7月1日~ |
キャンペーン内容 | 証券総合口座の開設月にメッセージボックス「重要なお知らせ」に配信される本プログラムのご案内の受取りから翌月末(現地約定日ベース)までの最大2ヵ月間、米国株式・米国ETFの市場への通常注文時の取引手数料が無料となります。 |
※2022年1月21日時点
マネックス証券
画像=引用:マネックス証券公式サイト
マネックス証券は、1999年の創立からオンラインでの金融取引を展開しています。取り扱う商品が豊富なことでも知られ、なかでも米国株式に強い証券会社です。
取引を行うとマネックスポイントが付与され、nanacoをはじめとするさまざまなサービスに利用できます。取引手数料や暗号資産に交換することができることに加え、日本赤十字社などに寄付することも可能なので、自分の利益になるだけでなく社会貢献にもなります。
また、新規公開株(IPO)の抽選が平等であることもポイントです。同じ申込者が2単位以上当選できない仕組みが採用されており、資金の多さなどにかかわらず申込者全員が平等に抽選されます。資金の少ない初心者でも、IPO銘柄を狙いやすい証券会社といえます。
- 取扱商品が豊富
- 米国株に強い
- 高機能な取引ツール
- ビットコインに投資できる
- 国内株の手数料が高め
- 外国株の取扱いは米国株、中国株のみ
- 国内株だけの取引ではメリットが少ない
マネックス証券のメリット
マネックス証券では、投資信託やETFをはじめ、中国株や債券まで豊富に金融商品を取り扱っています。特に米国株に強く、4,000銘柄以上の取り扱いがあるため、米国株への投資がしたい方にはおすすめの証券会社です。
マネックス証券では、暗号資産に投資できます。「マネックスビットコイン」サービスでは、ビットコインをはじめリップル、イーサリアムなど主要な銘柄の取引が可能です。手数料は無料のため、暗号資産に興味があれば気軽に投資できます。
マネックス証券のデメリット
対して、国内株の取引がメインとなる場合には、他社と比べてメリットが少ないといえるでしょう。他の主要なネット証券と比べると、手数料もやや割高となっています。
また、米国株には強いですが、米国株と中国株以外の外国株は取り扱っていません。米国株ならびに中国株以外の海外株に投資したい場合には、他のネット証券を利用する必要があります。米国株に絞って取引をする分には、大きな問題にはならないでしょう。
マネックス証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2022年1月5日(水)~2022年2月28日(月) |
キャンペーン内容 | 米国株取引デビューを応援するため、米国株の取引手数料(税抜)を最大3万円まで全額キャッシュバックするプログラムを実施しています。 |
※2022年1月21日時点
松井証券
100年以上の歴史を誇り、知名度と実績のある証券会社です。日本で初めてインターネット証券に参入した企業としても知られています。豊富で厳選された品ぞろえを誇る株主優待があることも、魅力の一つです。公式ページでは、各月ごとに人気の商品やサービスが紹介されています。
自分の目的やシーンに合わせてロボットがアドバイスをしてくれるのもポイントです。主に投資信託に関することを提案してくれます。自分が今後どうすべきか迷った時などに参考になるでしょう。
- 50万円までは手数料無料
- 25歳以下は手数料無料
- 取扱商品が豊富
- 外国株やETFの取り扱いがない
- 取引金額が大きくなると、手数料が割高
- ツールの連携ができない
松井証券のメリット
松井証券では現物取引の場合、50万円までの取引であれば手数料が無料で利用できます。初心者が経験のために少額取引から始めたいときには、大変便利なサービスです。
松井証券では株式やFXから、オプション取引やNISAまで幅広い商品を扱っています。若年層からベテラン投資家まで、幅広い層が利用しやすい証券会社といえるでしょう。
2021年5月から、25歳以下はボックスレート手数料が無料となりました。若年層のうちから資産形成をしたい方にも向いている証券会社です。取扱商品が多いことに加えて、アプリやツールが充実していることも魅力の一つです。松井証券の「投信アプリ」についての口コミ・評判をまとめたのでこちらも是非参考にしてみてください。
松井証券「投信アプリ」の良い評判・口コミ
この投信積立は、自分でポートフォリオを作る人達にとっては最強だと思う。 希望としては、現在は一つしか積立設定が出来ないが、将来の目的別に三つ位あれば 非常に助かります。
出典:Google Play プレビュー
松井証券「投信アプリ」の悪い評判・口コミ
新しいバージョンがあります。アップデートしてくださいから進みません。 どうやったらアップデートできるのでしょう? 株式投資初心者でもわかりやすい Googleプレイにもアップデートが出ません
出典:Google Play プレビュー
松井証券のデメリット
一方で、外国株やETFに対応していないことがデメリットに挙げられます。加えてリスクが低いとされる債券の取り扱いもしていません。
主要なネット証券と比べると、取引金額が上がった際の手数料がやや高めな点が気になります。松井証券では取引金額が100万円を超えると、100万円ごとに1,100円ずつ手数料が加算されていきます。
松井証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2021年11月15日~2022年2月28日 |
キャンペーン内容 | ①デビュープログラムとして、口座開設時に、松井証券200ポイントをプレゼント ②上記のキャンペーン期間中に口座開設完了したお客様のうち、開設日の翌月末までに株式取引をしたお客様を対象に、株式取引の手数料総額の20%相当の松井証券ポイント(上限10万ポイント)をプレゼント(なお、デビュープログラムで付与の200ポイントを差し引いた金額分をポイントバック)します。 |
※2022年1月21日時点
LINE証券
取引手数料が売却時のみとなり、少額の投資にも向いているネット証券です。1株から取引でき、さまざまな投資スタイルに対応しています。現物取引や信用取引も可能です。使っている方も多いLINE内から取引ができるため、操作もなじみやすく、スマートフォンを利用して手軽に株式投資ができます。
対して、未成年者の口座開設ができないことがデメリットです。LINE証券は、19歳以上から70歳までの方しか口座を作ることができません。また、NISAやiDeCoにも対応していないため、節税対策としては向いていないといえるでしょう。
- スマホで気軽に取引ができる
- 1株単位で株が買える
- タイムセールで通常よりもお得に買える
- 出金手数料がかかる
- NISAに対応していない
- PC操作には不向き
LINE証券のメリット
通常の株取引の場合、100株単位となるため、株によっては、数万~数十万円の資金が必要となります。ところが、LINE証券の場合、1株単位で株が買えるため、数百円の資金で始められるのが魅力的です。
特に株や投資信託などをスマホから行う場合、他の証券会社では、アプリをインストールするところから始めなければならない不便さがあるのに対し、LINE証券の場合は、普段利用しているLINEアプリから購入したい銘柄の選択から購入までの操作を簡単に行なえるのが便利なところです。
さらに、LINE証券では不定期でタイムセールが開催されており、指定された銘柄が通常の7%安く買えるのが、他の証券会社にはない特徴と言えるでしょう。
LINE証券のデメリット
多くの証券会社では、PCがメインで株取引ができるような操作の設計になっています。ところが、LINE証券の場合、取引からそのほかの手続きまでスマホで完結できる設計になっているため、PCをメインに利用している方にとっては、不向きと言えるでしょう。
LINE証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2021年12月27日~2022年1月24日 |
キャンペーン内容 | ①口座開設後に簡単なクイズに正解で最大4,000円相当の株購入代金 ②1万円以上の株購入で1,000円をプレゼント ※プレゼント適用についてはHPにて確認してください |
※2022年1月21日時点
auカブコム証券
auカブコム証券は、金融大手三菱UFJフィナンシャルグループ傘下の証券会社です。以前は「カブドットコム証券」でしたが、2019年に現在のauカブコム証券へ社名を変更しました。名前からも分かるように、通信大手企業のauが資本参加したことでも知られています。auと連携したサービスを提供しており、さまざまなサービスをお得に利用できることも特徴です。
最近ではFXのデモ取引サービスが開始され、FX口座を新規開設して取引をすると、最大で5万円のキャッシュバックを受け取れます。また三菱UFJ銀行と連動したサービスでは、代理人を選出することができ、決められた代理人も口座を管理できます。相続や信託サービスも充実した証券会社といえます。
- auと連動したサービスが豊富
- Pontaポイントで投資できる
- 1株から取引可能
- プロの投資家とコミュニケーションがとれる
- 外国株の取り扱いがない
- Pontaポイントの利用は投資信託でのみ
- 取引金額が上がると手数料が他社と比べやや割高
auカブコム証券のメリット
auと連動したサービスが豊富なことが最も大きなメリットです。auカブコム証券は、「auじぶん銀行」の銀行代理業を行っており、auユーザー以外でも住宅ローンの利用ができます。auカブコム証券で取引した場合などには、預金金利の優遇もされます。
「au PAY」に新規入会することで、最大1万3,000Pontaポイントがプレゼントされます。Pontaポイントは、auカブコム証券が取り扱う投資信託に使うことが可能です。また、「プチ株」では1株から取引もできるため、少額取引をしたい方にも向いているサービスとなっています。
提供されている「ファンドスクエア」というアプリは、プロの投資家と気軽にコミュニケーションが取れるソーシャルサービスです。アプリをダウンロードするだけで、誰でも記事の閲覧やファンドの検索ができます。コミュニケーション機能を利用するときは、Google IDなどを使ってログインするか、auカブコム証券に口座を開設することが必要です。
auカブコム証券のデメリット
auカブコム証券は、外国株の取り扱いがありません。米国株などの主要な外国株も取り扱っていないため、外国株に興味がある方には向いていないといえます。一方で他の商品は充実したラインアップで、FXや投資信託をはじめ、ETFやオプション取引にも対応しています。
auカブコム証券は、100万円以下の取引であれば手数料も安く、お得に利用できます。しかし100万円を超えると、主要なネット証券と比べて手数料が割高となります。
auカブコム証券のキャンペーン
キャンペーン期間 | 2017年2月3日~ |
キャンペーン内容 | ご紹介者さま(当社のお客さま) 紹介者が、ご家族・ご友人紹介プログラムに申込みされた日の翌々月末営業日までに、ご家族・ご友人が口座を開設された場合、開設月翌月の紹介者の現物株式、プチ株Rの取引手数料(税込)の合計から最大5,000円までキャッシュバック。 紹介された方(ご家族、ご友人) 紹介月の翌々月までの投信買付金額が合計10万円以上で2,000円プレゼント。 |
※2022年1月21日時点
SMBC日興証券
ネット取引を専業する証券会社では相談できるコンサルタントがいない企業が多い中、支店に専門のコンサルタントを配置しています。投資のプロに相談しながら取引できるのは、初心者にとってうれしいポイントです。
また、株式や投資信託をはじめ、債券やファンドラップまで幅広い商品がそろっています。商品は細かく分けられており、自分に合った商品の選択が可能です。自分のスタイルに合わせた投資がしたい方に、ぴったりの証券会社でしょう。
- 初心者向けのサービスが充実
- AIによるサポート
- IPOにも強い
- 総合コース手数料が高い
- ダイレクトコース手数料が主要ネット証券より高め
- 先物取引の取り扱いがない
- オプション取引の取り扱いがない
SMBC日興証券のメリット
SMBC日興証券は、初心者向けのサービスが充実しています。例えば「株式ミニ投資」では、単元株の10分の1の数量で取引が可能なため、少額取引をしたい方に適したサービスです。「金額・株数指定取引(キンカブ)」では、東京証券取引所に上場されている株式の中から、SMBC日興証券が独自で選んだ株式を100円から購入できます。
人工知能(AI)による充実したサポート体制も魅力の一つです。ダイレクトコース限定ですが、AIを利用した「株式ポートフォリオ診断」「株価見守りサービス」が利用できます。
SMBC日興証券のデメリット
総合コースを利用するときの手数料が高く設定されていることがデメリットです。
総合コースと比べると安いダイレクトコースでも、主要なネット証券と比べると高めの設定で、200万円までの取引で1,650円(税込み)です。とにかく手数料を抑えたい方には、向いていないサービスといえるでしょう。
初心者に教えてあげたい!株の始め方
証券 初心者
- 国内株式個人取引シェア№1
- 業界屈指の格安手数料
- SBIグループ口座開設数720万突破
まずはネット証券で口座を開きましょう
手数料でネット証券を比較
取り扱い銘柄でネット証券を比較
資金を用意する
10万円あれば東証一部上場企業から多くの選択肢がある
初心者は株の本で勉強する
いちばんカンタン!株の超入門書 改訂版
マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾―一番売れている株の雑誌ZAiのNo.1人気連載が待望の単行本化!
You Tubeでも勉強しましょう
株取引は経験が命
まずは少額取引から
株初心者が損しないためにやるべきこと
生活費まですべて注ぎ込まない
ルールを決める
誰かの意見に流されない
株の始め方まとめ
株の勉強を始めるあなたに!株の基本知識とおすすめ勉強法
10万円から始める初心者の株式投資!失敗しない銘柄選びのコツは?
新型コロナウイルスの給付金10万円をもらうこともあり、初心者の多くが「10万円から株式投資を始めよう」と考えています。 「投資はある程度まとまった資金ができてから」 と考えていた方にとって、今回の給付金は投資デビューを行う絶好の.
株式投資は何歳から?若い時代に知っておくべき株の知識
これからの時代、自分の資産形成は早いほうがいいと言われていますが、時間を味方につけて投資をはじめるには何歳から投資を始めれば良いのか…。 そもそも、株式投資は何歳から始めることができるのか。 今回は「株式投資は何歳から」という内.
株をこれから始める方におすすめしたい勉強方法はこれ
株の売買をはじめる方は年々増えています。 それも当然といえば当然、今の時代は、資産形成も自分の判断で行っていく必要がある都合上「株で資産形成」の判断を下す人が多くなっているのです。 とはいえ、株を始めるのは確かにハードル高く感じ.
初心者でもわかる株の買い方と上手な買い方のコツ
株をはじめるには、当然株を買わなければはじまりません。 とはいえ、株について何も知らない状態では、どうやって株を買えばいいかわからないはず。 今回はそんな、株の買い方もわからない初心者の方向けに、株の買い方を解説していこうと思い.
株を始めるときに読む本ならコレ!おすすめ本15選
株を始めるときに読む本、どれにしたらいいか悩みますよね。 派手な見た目のものから、とっても難しそうなものまでさまざまな本が世に出ています。 今回はなかでもおすすめの本15選をご紹介。 お金とは何なのか土台から学べる本や、漫.
株式投資の勉強ができる!初心者〜中級者におすすめの本15選
■【株式投資の勉強ができる本その12】なぜか日本人が知らなかった新しい株の本 The 株式投資初心者でもわかりやすい smart in investor
具体的には、 M&A(企業買収)で使われる手法 を簡単に解説し、株の価値を計算する方法が紹介されています。
企業価値の計算方法を解説している本はめずらしく、何度も読み返す価値があります。適正株価(企業本来の株式価値)の分析方法を知ることは大切であり、分析方法がわかると「 割安か割高か 」を見極めることに役立ちます。
著者 | 山口揚平 |
勉強できる内容 | ・理論株価の求め方 ・割安銘柄の探し方 ・株価が上がるメカニズム |
おすすめポイント | ・簡単な計算で株式の本当の価値がわかる ・お得な銘柄を見つけるコツが学べる ・割高銘柄を避けるポイントを掴める |
向いている人 | 初級~中級者、お得な銘柄を探すコツが知りたい人 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
株価や銘柄の内容が厚く、初心者よりは 中級者向けの一冊 です。実践しながら読んでいくと、さらに理解を深められるでしょう。
■【株式投資の勉強ができる本その13】会社四季報
株式投資を始めるなら 必読の1冊 。東洋経済新報社が年4回発行している企業情報誌であり、1936年からのデータが詰まっています。
会社四季報の特徴は、 未上場会社版もある こと。
著者 | 東洋経済新報社 |
勉強できる内容 | ・株式市場全体の近況、動向の変化 ・上場企業の現状 ・成長力のある期待できる企業情報 |
おすすめポイント | ・数多くの企業情報が得られる ・年4回発行されるため、最新情報を入手できる ・成長企業を早く見つけられる |
向いている人 | 初級~上級者 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
株式について知識がない人でも知っているほど有名な本であるため★3つにしていますが、多くの企業情報をまとめて知る際に便利な一冊です。成長が期待できる企業を探すときにも役立つため、 定期的に読む ことをおすすめします。
■【株式投資の勉強ができる本その14】たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版
著者 | ダイヤモンド・ザイ編集部 |
勉強できる内容 | ・チャート分析 ・株価動向 ・デイトレード、スイングトレードの基礎知識 |
おすすめポイント | ・7日間で読み切れるため手軽 ・初心者向けのリアリティがある実用性の高い本 ・チャートを短期的間で学べる |
向いている人 | 初級~中級者、チャート分析を学びたい人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
株式投資の初心者向けとしては、やや偏りのある内容構成です。株式の基本用語が頭に入っていないと、読み進める際につまずいてしまう可能性がありますが、 ほかのおすすめ本と一緒に読む と理解しやすいでしょう。
■【株式投資の勉強ができる本その15】マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾―一番売れている株の雑誌ZAiのNo.1人気連載が待望の単行本化!
各分野のプロに徹底取材した、 リアルな成功の秘訣 を知ることができる本。世界の金融事情に関した最新情報も、把握することができます。
マンガですが中身は詳しく解説されており、初心者でも 株式投資の世界に入りやすい 構成です。漫画に読み慣れた、比較的若い人に向いた一冊と言えるでしょう。
著者 | ホイチョイ・プロダクションズ |
勉強できる内容 | ・株式投資の基本的な知識と仕組み ・株式に関するプロの意見 ・世界の金融動向 |
おすすめポイント | ・活字が苦手な人でも読みやすい ・人気雑誌が手がけているため内容が濃い ・マンガ好きな人は情報が入りやすい |
向いている人 | 初心者、活字が苦手な人 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
サブ本として手元に置いておき、 隙間時間を利用して楽しみながら 読むのに適した書籍です。メインとなる本をほかに用意しておくと、セットで理解しやすくなるでしょう。
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