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フィボナッチ比率を作るものは何ですか

フィボナッチ比率を作るものは何ですか

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フィボナッチ比率を作るものは何ですか

#FREEUSHIKU と フィボナッチ比率を作るものは何ですか Save Immigrants Osaka 合同でTwitterスペースを開催。石橋みちひろ参議院議員をゲストにお招きし、5月10日 に野党5 党が共同提出した「入管法改正案」と「難民等保護法案」についてお話をお聞きしました。

以下はそのスペースの書き起こしです。 (2022年6月12日開催。 当日は「 # 入管法案のこと石橋みちひろ議員に聞いてみよう」というハッシュタグが使われました )

入管収容問題をはじめとする様々な問題に取り組む市民有志 被収容者の方との収容所での面会、無期限収容廃止をもとめる署名、街頭アピール、収容所前呼びかけ、被 収容者への差し入れ、国会議員へのロビイングなどを行なっています。

Save Immigrants Osaka

石橋:参議院議員の石橋みちひろです。

#FREEUSHIKU(以下、FU)、Save Immigrants Osaka(以下、SIO) メンバー: ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

FU 長島:難民懇での石橋議員の入管庁とのやり取りは、厳しい中にも関係を作るのがお上手で、このような議員がいらしたのかという率直な感想をもちました。失礼ながらまだあまり知られていないところがあるかと思います。今日はよろしくお願いします。

去年政府与党が出した入管法改正案(改悪案)を市民と野党国会議員の力で追い込むことができました。 その時に野党5党が共同で提出した入管法改正案と難民等保護法案がありまして、今年の 5月にもそれが提出されています。 今日はその法案がどんなものなのか、その法案がもし通った時にどんな未来図が描けるか、そういった話を していきたいと思います。

石橋:一言で言うと、まっとうな国際基準スタンダードを実現するための法案です。 裏返せば、現行の難民認定制度・入管収容制度は完全に国際スタンダードからみると人権侵害、国際法違反と批判されるようなものです。こういう状況をとにかく1日も早くなんとかしたい、まずは国際スタンダードにしていきたい、それを実現するための法案だ、というのがざっくりとした前提になります。

FU 長島:そもそも入管法という法律自体が1951年にできた古い法律なんですよね。 で、いろいろなところで歪みというかおかしなところがたくさんある。 昨年廃案になった改悪法については国会議員の中でも共有されていましたか?

石橋:この改悪案が提出される以前から政府と難民懇の議論を踏まえて心配していました。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 政府案が提出される前から相当危険な案になる懸念が強いと言うことで、各政党会派にも共有させていただいて警鐘を鳴らしていたら、こんなもの出してきたのかと思うような代物だったので、すぐに委員の皆さんにもこの問題意識を共有いただきました。 その後は支援団体や関係団体の皆さんに声を上げていただき、多くの国会議員にも政府案の問題の深刻さが 共有されたと考えています。

FU 長島:政府案の一番問題だと思われる点はどこでしたか?

石橋:そもそも政府案がどういう背景で出てきたのかというと、大村の収容所で収容者が餓死する事件が起きたこ とです。 これは、収容施設内のひどい待遇や人権侵害により収容所の皆さんがストライキなど抗議をされていた中 で、残念ながら餓死をされた方がいたことが発覚して、その後入管庁が検討部会を立ち上げて議論を始めたんですけれども、彼らの発想は結局「どうやってこの収容施設にいる人たちを追い返すのか」というものでした。

去年出てきた政府案入管法の問題は、「送還停止効の例外措置」が 1 番大きかったと思います。 実は、退去強制令書が出た多くの方々というのは自主的にお帰りになっています。 帰れない方というのは、帰れば命の問題に関わるような人たち。 しかし日本の難民認定制度ではそういった方々の在留が認められず、難民が認められない。 そういう中で、帰れない方々は帰るわけにいかないから帰れない。

現行法では難民申請中は送還されないという制度になっているわけですが、送還停止の例外措置を設けてしまうと、帰ったら本当に命が危ない方々まで送り帰されてしまう。 これは非常に深刻な問題で、国連が定めている規定にも違反する(*ノン・ルフールマン原則:生命や自由が 脅かされかねない人々を送還することを禁止する国際法上の原則)深刻な人権侵害問題です。 これは絶対に認めさせてはいけないということで問題提起をさせていただいた、というのが1番大きかったと思います。

FU 春日:与党政府案と野党案の姿勢の違いがよく分かりました。 大村で収容者の方が亡くなられたことが入管法改正案のきっかけなのに、政府側は「帰れと言っているのに 帰らなかった人が悪い」という被害者非難の考え方ですね 石橋議員のお話を伺って、野党案は「これ以上同じような事件を繰り返さないためにはどうすればいいの か」という考えで作っていたのだと言うことがよくわかりました。

FU 長島:与党改正案と野党案と比べてどの点が違うか、さらに詳しく聞かせてください

石橋:はい、膨大な法案なので何点か重要なポイントに絞って説明させていただきます。

まず、政府の難民認定難民保護の姿勢というのは、戦後間もない時代からの「入れない / 追い返す」という思想です。 現行の出入国管理制度の中に難民認定制度も含めてしまっていて、基本的には出入国「管理」なんですね。「管理行政」なんです。その管理行政の基本が「入れない」「帰ってもらう」という姿勢を一貫して貫いているがために、本来であれば国際的な基準で適切に保護すべき方々を保護せずに、日本独自の非常に狭い解釈で運用してきた。 その結果、本来なら当然保護すべき方々が日本の独自基準のもとで認定が降りない その根本を変えないと基本機能は変わらない。

これでは政府が「国際基準でやってます」 「基準を変えてます大丈夫」と言ったって、結局ブラックボックスのままですので私たちは、その基準を国際基準に設定した上で明確化して、入管庁から完全に切り離した第三者 による難民等保護委員会(独立行政委員会)を作ることを提案しています。国際的な基準に沿って運用される各国の迫害の実態をしっかりと理解する専門者有識者による委員会で、効率性 / 中立性 / 客観性のある難民認定の審査をしていくものです。 これが 2 つ目の大きな違いです。

例外的に、執行がどうしても不可避の場合は、明確に条件を付したうえで司法の判断を噛ませる。 現行の日本の制度では司法が全く関与せず、入管庁の人間の裁量で拘束もふくむ人権侵害ができてしまう。 例外的に収容する場合にも、司法の判断を噛ませ、同時に収容にも上限を設けるようにします。

ざっといま 3 点申し上げましたけれど、こういった点が根本的に政府案とはちがいます。 逆に言えば、僕らの言うような制度改革をしないと、これまで本当にひどい状況がつづいてきた難民認定・難民保護、収容制度は変えられないと思っています。 ぜひこれを実現すべく今後頑張っていきたいと思っているところです。

FU 長島:ここまで聞いて入管収容の問題や難民認定の率の低さをあまりご存じないかたはびっくりされてるのではないかと思うのですが、入管が全ての判断をしているということなんですよね。司法が入ってこなくて、第三者的機関もないと。難民認定から収容期間の設定まで、入管庁がすべてを担ってしまっている。これは他に例がないくらいまずいシステムだと思います。

SIO 鈴木:日本の難民認定率は他の国に比べて極端に少ないとなんとなく知っていたけれど、石橋さんのお話を聞い て、政府案の問題点と野党案が求める改善点が理解できました。その野党案の内容を反映させて国際基準にもっていくために市民がどういった行動していけばいいでしょうか?

石橋:今日はたくさんの方にスペースでお聴きいただいています。これを聴いてる方は関心をもっていたり、去年の入管法改正案の際に行動された方が多いと思います。 長年にわたって支援をされている市民の方々はよくご存知の通り、この問題はずっと存在した問題です。 国際的な基準に従って庇護申請者を保護してこれなかった。そして、ここ10 年で明らかに基準を厳しくして、追い返す方針を徹底するようになった。でも世間にはなかなか知っていただけてなかった。 それで放置されてきたことが、政府がいいようにやる状態を長らえてしまったと思っているんです。

さきほどウィシュマさんの話をさせていただきましたが、ウィシュマさんのケースが一回目ではないんです。 この何年もの間で17人が亡くなっている。中には自ら命を絶った方もおられる。12 年間国会活動をする中で収容問題について取り上げさせていただきましたが、牛久(*東日本入国管理センター)でも残念ながら何人も亡くなられていて、その度に入管を追求してきました。 けれども、残念ながら入管の報告書は中身や対応策のないもので、結局はこういったことが続いてきてしまった。

FU 春日:野党案は、支援をするなかで「なんでこうじゃないんだ」と当事者から言われていたことがひとつひとつクリアできるような案になっていると思います。

石橋:このアムネスティの件は非常に大事なポイントで、法案を議論していたときにいろんな検討をさせていただ いたのですが、法制局といろんな議論をした際に、いわゆるオーバーステイ(在留資格が切れた状態)の人 については、アムネスティ(在留資格の正規化)をしておかないとオーバーステイの罪はずっと残ってしま うと指摘を受けたのです。 どうやってこれをクリアするかと考えたときに、色々な手法がある中で、一旦アムネスティでオーバーステ イの問題を消しておこうということで議論をさせていただいた。 ご指摘いただいた通り、きちんと在留資格を得ていただいて、それで就労が可能になったり、いろんな支援 を受けたりしていただく。これもひとつの大きなポイントであろうかと思います。

FU 春日:2022年版のものは 2021年版よりブラッシュアップされていると伺いました。具体的にはどの部分が変わったのでしょうか?フィボナッチ比率を作るものは何ですか

石橋:昨年、法案を提出した後にウィシュマさんの事件がおこってしまって、その後いくつか支援団体、弁護団の 方々と話をしました。その中でわれわれの法案もブラッシュアップする必要があるのではないかと提案を受けたんですね。一緒に法案を作らせていただいたみなさんからの建設的なご指摘を真摯に受け止め、政府案廃案以降にもう一度議論をし、何点かブラッシュアップをして再提出しました。

FU 春日:前回の野党案に比べ、より取りこぼしがないようになっているということですね。

石橋::はい。これはわれわれの強みなんですが、一貫して支援者や弁護団の話を聞いて、現場の状況を踏まえた問 題提起を検討して盛り込んで、本来保護されるべき人が取りこぼされることがないようにしています。 補完的保護が必要な方々にも積極的に在留を認めていこうとする考えです。

FU 春日:立憲民主の「誰一人取り残さない社会」という理念が反映されているのがとてもよくわかります。

FU 長島:入管法廃案の過程で市民とのつながりが強まったという意識はありますか?

石橋:みなさんの怒りや問題意識の高まりに後押しをいただき、最終的に廃案に追い込みました。 われわれは入口段階から、現行の不条理について市民支援団体の声をお聞きして進めてきていたけれど、昨年の廃案に追い込む中でより連携協力体制が深まったということを実感しました。すごくいいやりとりをさせていただきました。市民の方々にプロセスに参画していただいたことは非常に大きかったと思います。

FU 長島:先程お話しにあった「アムネスティ」は在留資格を失った人に在留資格を復活させることですが、 日本はこれまでアムネスティの取り組みを全然してきていない?

石橋:そうなんです。現行制度はオーバーステイしたものをあたかも罪人であるかのように扱っています。 「罪人は罪人として」というスタンスを続けてきたこと、本来あるべき対応をしてこなかったことは大きな問題です。

FU 長島:難民懇では、入管法改悪案や(名古屋入管で亡くなられた)ウィシュマさんのことなどを国会の外で扱っていました。市民はその中で入管庁の「異常な」頑なさや隠蔽体質を見てきました。

FU フィボナッチ比率を作るものは何ですか 髙木:難民懇にきた入管庁職員には、まるで「ロボット」のような印象をもちました。

石橋:この 12 年間、さまざまな深刻な問題について各省庁とやりとりして、こういった経験は積んできてるんですね。かれらはやっぱりこれまでやってきたことを守りたい、正しいと信じ込んでいて、組織を守り抜くという姿勢がある。

SIO PAN:政府案と野党案は明らかに違い、野党案は人権基準で新しいビジョンを示しているんですね。 就労についてはどのように考えていらっしゃいますか?

石橋:原則収容せず、在留資格を得ていただくので、就労はできる設計になっています。 司法をかませて、やむを得ない判断とされたときにだけ収容する形になります。 判断を待つ間も就労可能に拡大する考えで案を出しています。 正式な難民認定が出る前も就労可能にする案なので、そこも政府案との大きな違いかなと思います。

FU 長島:選挙のあとに政府による入管法改正案が出てくることはほぼ確定だと言われていますね。野党案についてお聞きします。率直にいって、現在の国会の比率(野党の数)では通らないですが、それでもこれを提出することの意味について伺いたいです。

石橋:現実的に、数の力だけでいえば審議入りすら難しい状態です。 しかしこれによって、「本来あるべき姿」について考えてもらうことができます。 これが知られていない状態だと現行制度を元にパッチワーク的な議論をするしかありません。 そもそもの前提がまちがっているので、ぼくらは国際的な真っ当な制度を提示することで、こういうやり方 が当たり前だというのをわかってもらい、議論していただく、そのひとつのきっかけになると考えています。 野党案を題材に議論していただき、問題を共有していただきたいです。 今後もしも政府からとんでもない案が出てきたときに、客観的に判断するための材料としてつかってもらえる、そしてこの野党案が政府へのプレッシャーになる、そういう意義があると考えてます。

FU 春日:「野党は批判ばかりで対案を出さない」 などと揶揄されることがありますが、この野党案のように「実際に(対案を)出してるよ」と言えるのは強いですね。

FU フィボナッチ比率を作るものは何ですか 長島:未来図があると伝えていけるのは大事ですね そこが市民と議員で一致しているのはとてもいいなと思います。

FU 春日: 現在野党からは移民政策に関連した法案が三つ出ていますが、どれも欠かすことのできない内容だと思います。衆院で提出された「多文化共生社会基本法案」、参院に提出された「難民等保護法案」と「入管法改正案」です。衆院で提出された多文化共生社会基本法案についてはどのようにお考えですか?

石橋:この「多文化共生基本法」ですが. じつはこれも僕が関わって作っています。 これまで党の中で責任者を務めてきた「多文化共生を考えるプロジェクトチーム」の座長をしてきたんです が、そこでずっと議論してきたんですね。

提出した法案の三つの柱は「セット」だと考えています。 今日は難民についての話ですが、難民の問題だけでなく外国人の方々への基本的な姿勢に問題があって、そ れは技能実習制度の問題であったりもして、重大な人権侵害として勧告を受けたりしている。 外国人の皆さんの人権を尊重していくために、三本の柱で議論してきたんです。

今回、多文化共生社会基本法案を提出させていただきましたが、すでに日本には多くの外国人労働者生活者 の方々がおられます。 しかし、これまできちんとした権利の保護や、生活の確保、子供たちの教育の保護などの「国としての対応」がとられて来ませんでした。 これをやらないと、日本での人権侵害はなくならないし国際的な批判も受け続けます。 あるべき日本社会の姿を追及することもできません。

なので、まず僕らは多文化共生社会を最初に検討しました。 そしてこれを基盤に外国人の方々の就労制度・雇用制度のあり方を考え直すと、技能実習制度はやはり立ち行きません。 根本的な欠陥があるのでこれを廃止して、外国人労働者の方々に関しては労働者としての権利が守られる状 態で安心して就労していただこうということで、外国人労働者の「雇用就労法案」というのも今準備しています。ちゃんとした雇用就労制度を設けて労働者としてきていただけるようになれば、経済目的での難民申請を大きく減らすこともできます。

そういった点を踏まえて、僕らは外国人労働者の雇用制度を合わせて3つの法案を出しています。3 点セットで進めていくことで、恥ずかしくない難民認定制度を進めていくと同時に、安心して外国の方々に来ていただき日本の社会や経済を担っていただける体制を作っていけると思っています。 現在はこの三本セットを実現するために取り組みをさせていただいているところです。

FU 春日:よく分かりました。「三本柱で」というお話をお聞きできてよかったです。

石橋:特定技能を作った時の入管法の議論の時(2018年)に、これはなし崩しにやるのではなく多文化共生社会を実現する制度の方を先行してやるべきだと国会本 会議で強く訴えていました。 もっと以前の技能実習制度の政府案のときにも、「制度の適正化を図らないままに実習生の数だけどんどん 増やすと、人権侵害の拡大が懸念される」と論陣を張らせていただきました。 ずっと抜本的な改革を求めてきましたが、政府がやらないのならば、僕らがそれに先んじて提案させていた だこうと考えて準備をさせていただいたという経緯があります。

FU 髙木:今後「ウクライナからきた避難民のためには与党案を成立させるべき」というロジックが展開されると予想されますが、それに対してどのように野党案をアピールしていくのがいいでしょうか?

石橋:現在、ウクライナでの戦争で多くの方々が難民として各国に逃れてきています 国際社会と連携して保護することが重要だと考えていますが、政府はこの期に乗じて入管法改悪案を進めようとしています。

これまで日本政府は補完的保護を求める人たち(* 戦争から逃れてきた人たち)を難民とは認めてこなかったんですね。 アフガニスタンしかりシリアしかり、昨年来ミャンマーしかり、「難民条約上の該当性がない」として難民 ではないといってきた。「政府案が成立していればウクライナ避難民も適切に保護できる(できていた)」という主張は、「ためにする議論」ではないかと指摘されています。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)は戦争 / 紛争 フィボナッチ比率を作るものは何ですか / 内乱地域の迫害を受けている人も難民および補完的保護対象者として適切に保護するよう求めています。 野党案では、その人々も明確にその対象となる建て付けとなっています。

フィボナッチ比率を作るものは何ですか

#FREEUSHIKU と Save Immigrants Osaka 合同でTwitterスペースを開催。石橋みちひろ参議院議員をゲストにお招きし、5月10日 に野党5 党が共同提出した「入管法改正案」と「難民等保護法案」についてお話をお聞きしました。

以下はそのスペースの書き起こしです。 (2022年6月12日開催。 当日は「 # 入管法案のこと石橋みちひろ議員に聞いてみよう」というハッシュタグが使われました )

入管収容問題をはじめとする様々な問題に取り組む市民有志 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 被収容者の方との収容所での面会、無期限収容廃止をもとめる署名、街頭アピール、収容所前呼びかけ、被 収容者への差し入れ、国会議員へのロビイングなどを行なっています。

Save Immigrants Osaka

石橋:参議院議員の石橋みちひろです。

#FREEUSHIKU(以下、FU)、Save Immigrants Osaka(以下、SIO) メンバー: ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。

FU 長島:難民懇での石橋議員の入管庁とのやり取りは、厳しい中にも関係を作るのがお上手で、このような議員がいらしたのかという率直な感想をもちました。失礼ながらまだあまり知られていないところがあるかと思います。今日はよろしくお願いします。

去年政府与党が出した入管法改正案(改悪案)を市民と野党国会議員の力で追い込むことができました。 その時に野党5党が共同で提出した入管法改正案と難民等保護法案がありまして、今年の 5月にもそれが提出されています。 今日はその法案がどんなものなのか、その法案がもし通った時にどんな未来図が描けるか、そういった話を していきたいと思います。

石橋:一言で言うと、まっとうな国際基準スタンダードを実現するための法案です。 裏返せば、現行の難民認定制度・入管収容制度は完全に国際スタンダードからみると人権侵害、国際法違反と批判されるようなものです。こういう状況をとにかく1日も早くなんとかしたい、まずは国際スタンダードにしていきたい、それを実現するための法案だ、というのがざっくりとした前提になります。

FU 長島:そもそも入管法という法律自体が1951年にできた古い法律なんですよね。 で、いろいろなところで歪みというかおかしなところがたくさんある。 昨年廃案になった改悪法については国会議員の中でも共有されていましたか?

石橋:この改悪案が提出される以前から政府と難民懇の議論を踏まえて心配していました。 政府案が提出される前から相当危険な案になる懸念が強いと言うことで、各政党会派にも共有させていただいて警鐘を鳴らしていたら、こんなもの出してきたのかと思うような代物だったので、すぐに委員の皆さんにもこの問題意識を共有いただきました。 その後は支援団体や関係団体の皆さんに声を上げていただき、多くの国会議員にも政府案の問題の深刻さが 共有されたと考えています。

FU 長島:政府案の一番問題だと思われる点はどこでしたか?

石橋:そもそも政府案がどういう背景で出てきたのかというと、大村の収容所で収容者が餓死する事件が起きたこ とです。 これは、収容施設内のひどい待遇や人権侵害により収容所の皆さんがストライキなど抗議をされていた中 で、残念ながら餓死をされた方がいたことが発覚して、その後入管庁が検討部会を立ち上げて議論を始めたんですけれども、彼らの発想は結局「どうやってこの収容施設にいる人たちを追い返すのか」というものでした。

去年出てきた政府案入管法の問題は、「送還停止効の例外措置」が 1 番大きかったと思います。 実は、退去強制令書が出た多くの方々というのは自主的にお帰りになっています。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか 帰れない方というのは、帰れば命の問題に関わるような人たち。 しかし日本の難民認定制度ではそういった方々の在留が認められず、難民が認められない。 そういう中で、帰れない方々は帰るわけにいかないから帰れない。

現行法では難民申請中は送還されないという制度になっているわけですが、送還停止の例外措置を設けてしまうと、帰ったら本当に命が危ない方々まで送り帰されてしまう。 これは非常に深刻な問題で、国連が定めている規定にも違反する(*ノン・ルフールマン原則:生命や自由が 脅かされかねない人々を送還することを禁止する国際法上の原則)深刻な人権侵害問題です。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか これは絶対に認めさせてはいけないということで問題提起をさせていただいた、というのが1番大きかったと思います。

FU 春日:与党政府案と野党案の姿勢の違いがよく分かりました。 大村で収容者の方が亡くなられたことが入管法改正案のきっかけなのに、政府側は「帰れと言っているのに 帰らなかった人が悪い」という被害者非難の考え方ですね 石橋議員のお話を伺って、野党案は「これ以上同じような事件を繰り返さないためにはどうすればいいの か」という考えで作っていたのだと言うことがよくわかりました。

FU 長島:与党改正案と野党案と比べてどの点が違うか、さらに詳しく聞かせてください

石橋:はい、膨大な法案なので何点か重要なポイントに絞って説明させていただきます。

まず、政府の難民認定難民保護の姿勢というのは、戦後間もない時代からの「入れない / 追い返す」という思想です。 現行の出入国管理制度の中に難民認定制度も含めてしまっていて、基本的には出入国「管理」なんですね。「管理行政」なんです。その管理行政の基本が「入れない」「帰ってもらう」という姿勢を一貫して貫いているがために、本来であれば国際的な基準で適切に保護すべき方々を保護せずに、日本独自の非常に狭い解釈で運用してきた。 その結果、本来なら当然保護すべき方々が日本の独自基準のもとで認定が降りない その根本を変えないと基本機能は変わらない。

これでは政府が「国際基準でやってます」 「基準を変えてます大丈夫」と言ったって、結局ブラックボックスのままですので私たちは、その基準を国際基準に設定した上で明確化して、入管庁から完全に切り離した第三者 による難民等保護委員会(独立行政委員会)を作ることを提案しています。国際的な基準に沿って運用される各国の迫害の実態をしっかりと理解する専門者有識者による委員会で、効率性 / 中立性 / 客観性のある難民認定の審査をしていくものです。 これが 2 つ目の大きな違いです。

例外的に、執行がどうしても不可避の場合は、明確に条件を付したうえで司法の判断を噛ませる。 現行の日本の制度では司法が全く関与せず、入管庁の人間の裁量で拘束もふくむ人権侵害ができてしまう。 例外的に収容する場合にも、司法の判断を噛ませ、同時に収容にも上限を設けるようにします。

ざっといま 3 点申し上げましたけれど、こういった点が根本的に政府案とはちがいます。 逆に言えば、僕らの言うような制度改革をしないと、これまで本当にひどい状況がつづいてきた難民認定・難民保護、収容制度は変えられないと思っています。 ぜひこれを実現すべく今後頑張っていきたいと思っているところです。

FU 長島:ここまで聞いて入管収容の問題や難民認定の率の低さをあまりご存じないかたはびっくりされてるのではないかと思うのですが、入管が全ての判断をしているということなんですよね。司法が入ってこなくて、第三者的機関もないと。難民認定から収容期間の設定まで、入管庁がすべてを担ってしまっている。これは他に例がないくらいまずいシステムだと思います。

SIO 鈴木:日本の難民認定率は他の国に比べて極端に少ないとなんとなく知っていたけれど、石橋さんのお話を聞い て、政府案の問題点と野党案が求める改善点が理解できました。その野党案の内容を反映させて国際基準にもっていくために市民がどういった行動していけばいいでしょうか?

石橋:今日はたくさんの方にスペースでお聴きいただいています。これを聴いてる方は関心をもっていたり、去年の入管法改正案の際に行動された方が多いと思います。 長年にわたって支援をされている市民の方々はよくご存知の通り、この問題はずっと存在した問題です。 国際的な基準に従って庇護申請者を保護してこれなかった。そして、ここ10 年で明らかに基準を厳しくして、追い返す方針を徹底するようになった。でも世間にはなかなか知っていただけてなかった。 それで放置されてきたことが、政府がいいようにやる状態を長らえてしまったと思っているんです。

さきほどウィシュマさんの話をさせていただきましたが、ウィシュマさんのケースが一回目ではないんです。 この何年もの間で17人が亡くなっている。中には自ら命を絶った方もおられる。12 年間国会活動をする中で収容問題について取り上げさせていただきましたが、牛久(*東日本入国管理センター)でも残念ながら何人も亡くなられていて、その度に入管を追求してきました。 けれども、残念ながら入管の報告書は中身や対応策のないもので、結局はこういったことが続いてきてしまった。

FU 春日:野党案は、支援をするなかで「なんでこうじゃないんだ」と当事者から言われていたことがひとつひとつクリアできるような案になっていると思います。

石橋:このアムネスティの件は非常に大事なポイントで、法案を議論していたときにいろんな検討をさせていただ いたのですが、法制局といろんな議論をした際に、いわゆるオーバーステイ(在留資格が切れた状態)の人 については、アムネスティ(在留資格の正規化)をしておかないとオーバーステイの罪はずっと残ってしま うと指摘を受けたのです。 どうやってこれをクリアするかと考えたときに、色々な手法がある中で、一旦アムネスティでオーバーステ イの問題を消しておこうということで議論をさせていただいた。 ご指摘いただいた通り、きちんと在留資格を得ていただいて、それで就労が可能になったり、いろんな支援 を受けたりしていただく。これもひとつの大きなポイントであろうかと思います。

FU 春日:2022年版のものは 2021年版よりブラッシュアップされていると伺いました。具体的にはどの部分が変わったのでしょうか?

石橋:昨年、法案を提出した後にウィシュマさんの事件がおこってしまって、その後いくつか支援団体、弁護団の 方々と話をしました。その中でわれわれの法案もブラッシュアップする必要があるのではないかと提案を受けたんですね。一緒に法案を作らせていただいたみなさんからの建設的なご指摘を真摯に受け止め、政府案廃案以降にもう一度議論をし、何点かブラッシュアップをして再提出しました。

FU 春日:前回の野党案に比べ、より取りこぼしがないようになっているということですね。

石橋::はい。これはわれわれの強みなんですが、一貫して支援者や弁護団の話を聞いて、現場の状況を踏まえた問 題提起を検討して盛り込んで、本来保護されるべき人が取りこぼされることがないようにしています。 補完的保護が必要な方々にも積極的に在留を認めていこうとする考えです。

FU フィボナッチ比率を作るものは何ですか 春日:立憲民主の「誰一人取り残さない社会」という理念が反映されているのがとてもよくわかります。

FU 長島:入管法廃案の過程で市民とのつながりが強まったという意識はありますか?

石橋:みなさんの怒りや問題意識の高まりに後押しをいただき、最終的に廃案に追い込みました。 われわれは入口段階から、現行の不条理について市民支援団体の声をお聞きして進めてきていたけれど、昨年の廃案に追い込む中でより連携協力体制が深まったということを実感しました。すごくいいやりとりをさせていただきました。市民の方々にプロセスに参画していただいたことは非常に大きかったと思います。

FU 長島:先程お話しにあった「アムネスティ」は在留資格を失った人に在留資格を復活させることですが、 日本はこれまでアムネスティの取り組みを全然してきていない?

石橋:そうなんです。現行制度はオーバーステイしたものをあたかも罪人であるかのように扱っています。 「罪人は罪人として」というスタンスを続けてきたこと、本来あるべき対応をしてこなかったことは大きな問題です。

FU 長島:難民懇では、入管法改悪案や(名古屋入管で亡くなられた)ウィシュマさんのことなどを国会の外で扱っていました。市民はその中で入管庁の「異常な」頑なさや隠蔽体質を見てきました。

FU 髙木:難民懇にきた入管庁職員には、まるで「ロボット」のような印象をもちました。

石橋:この 12 年間、さまざまな深刻な問題について各省庁とやりとりして、こういった経験は積んできてるんですね。かれらはやっぱりこれまでやってきたことを守りたい、正しいと信じ込んでいて、組織を守り抜くという姿勢がある。

SIO PAN:政府案と野党案は明らかに違い、野党案は人権基準で新しいビジョンを示しているんですね。 就労についてはどのように考えていらっしゃいますか?

石橋:原則収容せず、在留資格を得ていただくので、就労はできる設計になっています。 司法をかませて、やむを得ない判断とされたときにだけ収容する形になります。 判断を待つ間も就労可能に拡大する考えで案を出しています。 正式な難民認定が出る前も就労可能にする案なので、そこも政府案との大きな違いかなと思います。

FU 長島:選挙のあとに政府による入管法改正案が出てくることはほぼ確定だと言われていますね。野党案についてお聞きします。率直にいって、現在の国会の比率(野党の数)では通らないですが、それでもこれを提出することの意味について伺いたいです。

石橋:現実的に、数の力だけでいえば審議入りすら難しい状態です。 しかしこれによって、「本来あるべき姿」について考えてもらうことができます。 これが知られていない状態だと現行制度を元にパッチワーク的な議論をするしかありません。 そもそもの前提がまちがっているので、ぼくらは国際的な真っ当な制度を提示することで、こういうやり方 が当たり前だというのをわかってもらい、議論していただく、そのひとつのきっかけになると考えています。 野党案を題材に議論していただき、問題を共有していただきたいです。 今後もしも政府からとんでもない案が出てきたときに、客観的に判断するための材料としてつかってもらえる、そしてこの野党案が政府へのプレッシャーになる、そういう意義があると考えてます。

FU 春日:「野党は批判ばかりで対案を出さない」 などと揶揄されることがありますが、この野党案のように「実際に(対案を)出してるよ」と言えるのは強いですね。

FU 長島:未来図があると伝えていけるのは大事ですね そこが市民と議員で一致しているのはとてもいいなと思います。

FU 春日: 現在野党からは移民政策に関連した法案が三つ出ていますが、どれも欠かすことのできない内容だと思います。衆院で提出された「多文化共生社会基本法案」、参院に提出された「難民等保護法案」と「入管法改正案」です。衆院で提出された多文化共生社会基本法案についてはどのようにお考えですか?

石橋:この「多文化共生基本法」ですが. じつはこれも僕が関わって作っています。 これまで党の中で責任者を務めてきた「多文化共生を考えるプロジェクトチーム」の座長をしてきたんです が、そこでずっと議論してきたんですね。

提出した法案の三つの柱は「セット」だと考えています。 今日は難民についての話ですが、難民の問題だけでなく外国人の方々への基本的な姿勢に問題があって、そ れは技能実習制度の問題であったりもして、重大な人権侵害として勧告を受けたりしている。 外国人の皆さんの人権を尊重していくために、三本の柱で議論してきたんです。

今回、多文化共生社会基本法案を提出させていただきましたが、すでに日本には多くの外国人労働者生活者 の方々がおられます。 しかし、これまできちんとした権利の保護や、生活の確保、子供たちの教育の保護などの「国としての対応」がとられて来ませんでした。 これをやらないと、日本での人権侵害はなくならないし国際的な批判も受け続けます。 あるべき日本社会の姿を追及することもできません。

なので、まず僕らは多文化共生社会を最初に検討しました。 そしてこれを基盤に外国人の方々の就労制度・雇用制度のあり方を考え直すと、技能実習制度はやはり立ち行きません。 根本的な欠陥があるのでこれを廃止して、外国人労働者の方々に関しては労働者としての権利が守られる状 態で安心して就労していただこうということで、外国人労働者の「雇用就労法案」というのも今準備しています。ちゃんとした雇用就労制度を設けて労働者としてきていただけるようになれば、経済目的での難民申請を大きく減らすこともできます。

そういった点を踏まえて、僕らは外国人労働者の雇用制度を合わせて3つの法案を出しています。3 点セットで進めていくことで、恥ずかしくない難民認定制度を進めていくと同時に、安心して外国の方々に来ていただき日本の社会や経済を担っていただける体制を作っていけると思っています。 現在はこの三本セットを実現するために取り組みをさせていただいているところです。

FU 春日:よく分かりました。「三本柱で」というお話をお聞きできてよかったです。

石橋:特定技能を作った時の入管法の議論の時(2018年)に、これはなし崩しにやるのではなく多文化共生社会を実現する制度の方を先行してやるべきだと国会本 会議で強く訴えていました。 もっと以前の技能実習制度の政府案のときにも、「制度の適正化を図らないままに実習生の数だけどんどん 増やすと、人権侵害の拡大が懸念される」と論陣を張らせていただきました。 ずっと抜本的な改革を求めてきましたが、政府がやらないのならば、僕らがそれに先んじて提案させていた だこうと考えて準備をさせていただいたという経緯があります。

FU 髙木:今後「ウクライナからきた避難民のためには与党案を成立させるべき」というロジックが展開されると予想されますが、それに対してどのように野党案をアピールしていくのがいいでしょうか?

石橋:現在、ウクライナでの戦争で多くの方々が難民として各国に逃れてきています 国際社会と連携して保護することが重要だと考えていますが、政府はこの期に乗じて入管法改悪案を進めようとしています。

これまで日本政府は補完的保護を求める人たち(* 戦争から逃れてきた人たち)を難民とは認めてこなかったんですね。 アフガニスタンしかりシリアしかり、昨年来ミャンマーしかり、「難民条約上の該当性がない」として難民 ではないといってきた。「政府案が成立していればウクライナ避難民も適切に保護できる(できていた)」という主張は、「ためにする議論」ではないかと指摘されています。

UNHCR(フィボナッチ比率を作るものは何ですか 国連難民高等弁務官事務所)は戦争 / 紛争 / 内乱地域の迫害を受けている人も難民および補完的保護対象者として適切に保護するよう求めています。 野党案では、その人々も明確にその対象となる建て付けとなっています。

フィボナッチ比率を作るものは何ですか

パレート図見方2


パレート図の見方として、「値」と「比率」がすぐに知ることができます。
「累積比率」の軸より線を引き「大きさ」の値を読むと、それが比率に対する値となります。
逆に「大きさ」の軸より線を引き「累積比率」の値を読むと、それが値に対する比率となります。

・上位項目の合算の「値・大きさ」と「比率」がすぐに分かる

パレート図見方1


パレート図の見方として、上位項目の合算の「大きさ」の値と「累積比率」の値がすぐに読み取れます。
合算して知りたい部分の項目の右側より上に線を引きます。
その線が累積比率の線に当たった箇所から「大きさ」の軸に線を引くと「大きさ」の合算した値が
「累積比率」の軸に線を引くとその上位項目の合算した「比率」が読み取ることができます。

この例では上位の3つの項目を合算します。
合算の合計の大きさは「791」、3つの合わせた比率が「75.2%」になります。
ここでは「累積比率」の線上に値があるので「累積比率」の軸に線を引かなくても、比率がその値になります。

・上位項目の「共通点」より「大きさ」の要因がわかる場合がある

パレート図見方3


パレート図の見方として、上位項目の共通点を見つけ出すことができれば「大きさ」の要因を知ることができるかもしれません。
実際に共通点を見つけて「大きさ」に対する真因を見つけれる場合があります。

この例では「りんご」「みかん」「ぶどう」「梨」の上位項目5つ中4つが「フルーツ」という共通点があります。
全項目(10こ)中にフルーツ5つ、野菜5つがあります。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか
ですが、フルーツが上位に偏っています。
この場合、上位項目すなわち「大きさ」に「フルーツ」の関係はあると考えるべきでしょう。

パレート図の見かたを知ることができれば、瞬時に判断を出すことができる。

パレート図の書き方(Excel編)

・表を作成(要因の大きい順位並べる)

パレート図を作成するための表を作っていきます。
棒グラフで表したい値(以下、大きさ:パレート図で示したい値)を用意します。
要因を大きい順に並べます。

累積

累積値を求める
「累積比率」を求めるための「累積値」を出していきます。

①「累積値」の1つ目は「大きさ」と同じです。
②2つ目からは「前の累積値」+「今の項目の大きさ」で求めていきます。
(一番下の項目(最後の項目)の累積値は大きさの合計値と同じになります。)

累積比率

累積比率を求める
「累積比率」の折れ線グラフを作るための値を求めていきます。

①一番上の項目の上の行を空けておきます。
②そこの累積比率の欄に「0」を入れておきます。(累積比率の最初の値)
(要因の箇所には何も記入する必要はありません。)
③「項目の累積」/「累積の最後の項目」*100 で累積比率にします。
(「累積の最後の項目」=「大きさ」の合計)

・棒グラフを作成(大きさ)

ショートカットキー

以下はグラフ作成で使用するショートカットキーです。

①「Ctrl」を押しながら、「大きさ」・「累積比率」(0を含む)を選択します。
②「Alt」+「F1」を押します。
(別シートにグラフを出したい場合は「F11」のみを押す)ことでグラフが作成されます。

グラフ用範囲指定

グラフの範囲はこのように指定します。累積比率は0を入れてください。

もちろん、メニューから棒グラフを選んでも問題ありません。

・折れ線グラフを作成(累積比率)

累積比率のグラフ変更

・折れ線グラフ用の軸追加

累積比率のY軸追加

①グラフ上の「累積比率」の線である折れ線を選択
②メニューのグラフツールの「書式」を選択(図中の右側の赤枠)
③「選択対象の書式設定」を選択(図中の左側の赤枠)
④データ系列の書式設定内の「系列のオプション」の「第2軸(上/右側)」にチェックを入れる(図中の中央の赤枠)

・グラフの軸変更追加

まず、棒グラフのスケールを合わせます。
①グラフの左側の縦軸(「大きさ」の縦軸)を選択します。
②右クリックで「軸の書式設定」を選択します。
③軸オプションの「最小値」を0、「最大値」を「大きさ」の合計値(累積の欄の最後の項目)にします。

軸の値設定

同様に次に折れ線グラフのスケールを合わせます。
①グラフの右側の縦軸(「累積比率」の縦軸)を選択します。
②右クリックで「軸の書式設定」を選択します。
③軸オプションの「最小値」を0、「最大値」を100(比率の最大は100%のため)にします。

・グラフの整形

①棒グラフ(大きさ)を選択します。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか
②右クリックで「データ系列の書式設定」を選択します。
③系列オプションの要素の間隔を「なし」にします。
(棒グラフがくっついて見えにくい場合は「1〜5%」に変更、もしくは棒グラフに枠線を入れてください。)

棒グラフの幅変更

①折れ線グラフ(累積比率)を選択します。
②メニューのグラフツールの「グラフのデザイン」→「軸」→「第2横軸」を選択します。
③「選択対象の書式設定」を選択します。
④軸オプションの「目盛の種類」を「なし」、「補助目盛の種類」を「なし」、「軸ラベル」を「なし」にします。
(図の中央)
⑤軸位置の「目盛」にチェックします。

負債比率とは?計算方法と経営の指標となる適正水準を詳しく紹介

公認会計士 牧田彰俊

有限責任監査法人トーマツ入所、各種業務の法定監査、IPO支援に携わる。 その後、ファイナンシャルアドバイザリーサービス部門にてM&A アドバイザリー業務・財務デューディリジェンス業務・企業価値評価業務等に従事。 組織再編によりデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に異動し、主に国内ミドルキャップ案件のM&Aアドバイザリーとして、豊富な成約実績を収める。 2018年、これまで以上に柔軟に迅速に各種ニーズに応えるべく牧田公認会計士事務所を設立し、現在に至る。本記事の監修を務める。メンバーの紹介はこちら。

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フィボナッチ比率を作るものは何ですか

負債比率とは

負債比率とは

負債比率とは、ひと言でいうと、自己資本に対して負債(他人資本)がどの程度あるかを示す比率です。ここでは、自己資本や他人資本、また会社の資産という財務における基本的な知識から説明していきましょう。

返済義務のない自己資本

自己資本とは、株主から調達した資金と経営活動により生じた利益の留保額から構成されます。銀行などからの借入金は含まれないため、返済義務のない資本といえるでしょう。

返済義務のない自己資本

返済義務のある他人資本

一方、他人資本とは、買掛金や銀行からの借入金など、返済義務のある資本のことを指します。。他人資本は、固定負債と流動負債に区分されます。固定負債とは1年後以降に支払い義務が発生する等の負債のことをいい、流動負債とは1年以内に支払う必要のあるものです。

会社の資産の定義

会社の資産とは、会社が保有する全財産のことをいいます。例えば、現金、預金、株式、自社ビル、土地、社用車、設備などはすべて資産に該当します。この資産は、大きく流動資産、固定資産、繰延資産の3つに分けられ、貸借対照法においては左側に記載されています。

負債比率の計算式とは

・負債比率=(他人資本÷自己資本)✕100

経営の安定性を測る理想の負債比率とは

経営の安定性を測る理想の負債比率とは

負債比率は高い・低い、どちらが適正?

・負債比率50%:他人資本(負債)が自己資本の半分しかない
・負債比率100%:他人資本(負債)が自己資本と同じだけある
・負債比率200%:他人資本(負債)が自己資本の2倍ある

ただし、会社が起業間もない場合や、成長段階、成熟段階のいずれかで、負債比率の数値が意味するところも異なるため、一概にこの目安のみで財務の安定性を判断することは難しいでしょう。また、設備投資が多い会社など、他人資本に頼らなくてはならない業種もあるため、この数値を用いて財務状況を判断する場合は、同業他社や自社の定点観測が欠かせません。

M&Aの買取価格に与える影響とは

M&Aを行う際に、負債比率の数値は交渉を進める上で大きく影響します。当然のことですが、負債比率が高いと会社の資金繰りが厳しいと判断され、譲渡金額の減額に繋がる可能性があります。反対に負債比率が低いと、財務状況が高く評価され、譲渡価格に反映されます。

負債比率の業界別平均

フィボナッチ比率を作るものは何ですか フィボナッチ比率を作るものは何ですか
負債比率
建設業 139.53%
製造業 114.83%
情報通信業 68.48%
運輸業・郵便業 184.05%
卸売業 152.53%
小売業200.00%
不動産業,物品賃貸業 179.65%
学術研究専門・技術サービス業 31.フィボナッチ比率を作るものは何ですか 03%
宿泊業,飲食サービス業 510.フィボナッチ比率を作るものは何ですか 53%
生活関連サービス業,娯楽業 160.47%
サービス業(他に分類されないもの) 113.95%

一般的に、自己資本を蓄積しずらい=薄利な業界や、設備投資が必要=借入等行わざるを得ない業界は、負債比率が高くなります。
上記二つの要素を含む宿泊業や飲食サービス業は上表からわかる通り、他業界に比べて圧倒的に負債比率が高くなっています。

反対に、利益率が高く、設備投資も必要のない学術研究専門・技術サービス業は負債比率が圧倒的に低くなっています。
コンサルティング会社等が上記業種に該当しますが、基本的には商材や設備等を必要としないビジネスモデルです。
コンサルティング会社は人件費が主な費用となり、大きな借入を行う必要がないことから、負債比率が低くなっていると言えるでしょう。

有利子負債比率とは

有利子負債比率とは

有利子負債比率を計算するときの注意点

有利子負債比率とは、自己資本に対して有利子負債がどの程度あるかを示す比率です。多くの中小企業は社債を発行していないため、中小企業にとって有利子負債とは、殆どの場合、短期借入金と長期借入金の合計のことを指します。有利子負債比率の場合も、数値が低いほど経営が安定しているとみなされます。

有利子負債比率の計算式

・有利子負債比率=(有利子負債÷自己資本)✕100

有利子負債比率の適正水準は?

少し古いデータになりますが、2013年に一般財団法人商工総合研究所が発表した数値があります。この数値によると、中小企業の有利子負債比率の平均は190%程度です。中小企業より大企業のほうが有利子負債比率は高い傾向にあり、中小企業のほうが借金を抱えていることがわかります。

自己資本比率と有利子負債比率の違い

自己資本比率とは、総資産に対して自己資本がどの程度あるかを示す比率のことで、この数値が高いほど経営は安定しているとみなされます。

どちらも、企業の財務状況を測る指標ですが、どちらか一方を手掛かりとして経営の安定性を測ればいいとは限りません。なぜなら、例えば有利子負債は銀行からの借入金なため、少ないほうがより良いと思われがちですが、逆の観点からみると、企業の発展のために借入をしているとも考えられるのです。

まとめ

どのような指標を活用するにしても、その企業が属する業種の特徴や企業の成長段階を考慮すべきといえるでしょう。

M&A DXのM&Aサービスでは、大手会計系M&Aファーム出身の公認会計士や金融機関出身者等が多数在籍しています。会社経営や事業承継でお悩みの方は、まずはお気軽にM&A DXの無料相談をご活用下さい。

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きれいなモザイクアートを作るためのコツ(2)
~モザイクアート制作現場からのアドバイス~

モザイクアートのフォトパーツ構成枚数について~モザイクアートに埋め込む写真は何枚が最適?~

モザイクアートを作る際に、構成枚数(埋め込む写真の枚数)を何枚にすればいいかで悩む場合があります。見た目にきれいなモザイクアートを作るのであれば、構成枚数は2千枚~4千枚の間が適しています(印刷サイズがA2サイズ[420mm x 594mm]くらいまでの場合)。印刷サイズが大きくなれば構成枚数を増やした方がモザイクアートがきれいになります。
※使用するフォトパーツの枚数ごとのモザイクアートサンプルは、【こちら】でご覧ください。
フォトパーツ用の写真が予定の構成枚数に足りていない場合には、写真を重複利用して補います。例えば写真が500枚で構成枚数2千枚のモザイクアートを作りたい場合には、4回重複利用して2千枚にします。
写真を重複して使用する場合の注意点として、モザイクアートに同じ写真が隣同士にならないようにすることです。完成したモザイクアートのフォトパーツに同じ写真が隣接しているよりは、ある程度離れていた方がきれいです。
ちなみに、本来のモザイクアートの作り方では、各部位に最適な写真として同じものが並ぶことが多いですが、当社では重複利用の場合では同じ写真がならばないようにプログラムで自動判断しています。
構成枚数の決定には以下のような方法があります。
◆「目」を構成する写真枚数から判断
ベース画像が人物や動物の場合、左右どちらかの目を構成するフォトパーツの枚数が最低でも4枚、できれば9枚以上が望ましいです。少ないと目だけでなく、顔全体が表現しづらくなります。目の部分の枚数が決まれば、ベース画像のサイズなどからフォトパーツ用写真が何枚になるか計算して決めます。 フィボナッチ比率を作るものは何ですか
◆「窓」や「ロゴ」、注目したい部位を構成する写真枚数から判断
人などが写っていないベース画像の場合、建物の「窓」や会社の「ロゴ」、注目したい部位を構成する写真枚数から計算して決めます。「窓」など写真が何枚あればモザイクアートとしてきれいに表現できるかで、全体の構成枚数を決めることになります。
◆印刷したときのフォトパーツの大きさから判断
出来たモザイクアートを最終的に印刷して掲示し、フォトパーツの写真一枚いちまいに何が写っているかを見てもらいたい場合には、印刷サイズからフォトパーツ一枚の大きさを計算し、最適な大きさのもので構成枚数を決めます。
◆用意した写真枚数で判断
フォトパーツとして用意した写真が2千枚あった場合、その写真全てを1回だけ使用してモザイクアートを作りたい場合には、構成枚数も2千枚となります。但し、ベース画像の縦横の比率などからモザイクアートの構成枚数がぴったり2千枚にならない場合がありますので、その際は何枚かを重複利用するかなど選択する必要があります。

モザイクアートに埋め込むフォトパーツの形と向き ~フォトパーツは4対3、2対1、正方形、ハート形などどれが最適?~

モザイクアートに埋め込むフォトパーツの形と向き ~フォトパーツは4対3、正方形、ハート形などどれが最適?~

☆フォトパーツの形
当社のモザイクアート制作では、モザイクアートに埋め込む写真の形として、4対3や2対1、正方形、星形、ハート形などの特殊な形に整形して埋め込むことができます。制作依頼では、フォトパーツの形をご希望のものにすることもできます。
ご提供いただくフォトパーツ用写真は、埋め込む形に整形されますので、上下左右が切れることがあります。例えば縦向きの16対9の写真をご提供いただき、縦向き4対3にして埋め込む場合には、中心から4対3にトリミングしますので上下が少しきれることになります。そのため、ご提供いただく写真はできるだけ中央に被写体が移っているのが望ましいです。写真の向きがばらばらで、形状も横長や正方形など様々ある場合は、フォトパーツ形状と向きの混在も可能ですのです。
フォトパーツの形をどれにするかですが、風景や昔の家族の写真などではできるだけフォトパーツとして切れないように取り込みたいので、4対3の形がおすすめです。既に16対9で撮った写真であれば、2対1がおすすめです。何かの記念で人の顔を並べるなどの場合には、正方形などがおすすめです。
モザイクアート制作で当社が提供する「フォトパーツを拡大表示する画面」(【こちら】)では、トリミング前の元の比率のままの写真が表示されます。
縦横比率については、既存の比率のほか、名刺やトレーディングカードなどご要望次第で比率を変えたモザイクアートを作ることもできます。

☆フォトパーツの向き
正方形やハート形などの特殊形状では向きは一定ですが、4対3、2対1場合は横向きか縦向き、あるいは、正方形と2対1横向き、2対1縦向きを一緒にした「向き混在」も選択することができます。ご提供いただく写真が縦向きが多ければ縦向き統一に、横向きが多ければ横向き統一して埋め込むと出来たモザイクアートのフォトパーツが見やすくなります。どちらの向きの写真が多いか分らない場合には、当社で向きごとの枚数を計算して埋め込みの向きを判断致します。向きを横か縦に統一した場合、向きが合っていない写真は90度回転することになります。写真の向きや縦横比率がバラバラの場合は、「向き混在」にするのが一番適しています。
当社では「向き混在」のフォトモザイクアートでも、ペーストモザイクアートやモザイクアート映像を制作することができます。
※埋め込むフォトパーツの説明とフォトパーツ特殊形状のモザイクアートサンプルについては、【こちら】のページも参考にご覧ください。

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